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永年勤続表彰式での握手
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉を 取組事例

3,すべての人に健康と福祉を

福利厚生のいろいろ

労働衛生環境の整備と維持は会社経営の義務でありますが、それに加えて、不安の無い衛生環境の条件を整えることで一人一人が自らの能力を十分に引き出し、チームワークを発揮することができます。

コシイでは福利厚生の一環として様々な取り組みを行っています。

1,熱中症対策

近年、夏の異常な暑さによる熱中症の危険が高まっています。水を必ず補給してもらうためにコシイでは「タダエリアス」を数年前から実施しています。

工場内の主な工程ごとにスポーツドリンクが無料で飲み放題の自動販売機を設置しています。熱中症対策が必要な5月から9月にかけて無料期間を設定しており 2020年は15,100本、一人当り平均153本、1日約2本、利用している計算になります。この他にも無料の冷水や塩飴も用意しています。

また空調設備を設置できない屋外の現場で作業する社員一人一人に電動ファンのついた空調服を支給しています。2020年は昨年支給した空調服の入れ替えや新規などで97万円相当の支給を行いました。

2021年度のタダエリアス消費量は15,700本でした。気候変動の影響により熱中症のリスクも高まっています。引き続き、いろいろな工夫をしていきます。

SDGs3企業取組事例 熱中症対策・コロナ感染症対策に取組む

2,コロナ感染症対策

事業所内の感染症予防の対策は各社とも日々工夫と努力の継続だと推測します。コシイでも様々な取り組みをしております。 マスクや消毒液の社員への無料支給、三密防止のルール化や時差出勤などは初期段階から実施しました。特にマスクは当初入手が困難なときは上海事務所から手配してもらい急をしのいだこともあり、 お客さんから消毒液を紹介してもらい調達したこともありました。事務所の換気が有効であるという知見を得て実施してみると冬期は寒く、女子社員のアイデアに基づき、防寒パンツを女性事務所員向けに支給しました。

同居家族が発熱した社員や自身の体調が悪い社員は保健所の指示がなくてもPCR検査をうけてもらい結果がでるまでは休ませます。 PCR検査費用は会社負担、休日は公休扱いとして、職場に行ける元気な同僚がその間のバックアップをする体制です。コロナ予防を通じて職場のチームワークの大切さをより実感しています。

2021年度は(一社)大阪府木材連合会と協力してワクチン職域接種を企画、実施しました。延べ約1,000人の人に接種をうけてもらうことができました。 検温、誘導、接種券発行など裏方の仕事もコシイのみんなで分担しました。支援とは「寄り添う」ことだと我々は考えています。

3, 健康診断 ・
インフルエンザ予防

健康診断はもちろん法で定められている会社経営の義務ですが、それに加えてコシイでは個人別にさまざまなオプションの受診ができ、またなにか相談したいことがあれば産業医に声をかけて診てもらう体制です。
2021年度は団体長期障害所得保証の制度を導入しました。病気になって就業が難しくなっても安心して療養に専念できる制度です。健康維持・促進への取組みは2022年度もいろいろ企画しています。

SDGs目標4 質の高い教育を皆に

4,質の高い教育をみんなに

木育

木育とは木材の加工や遊びを通じて森林と人との永く本質的な関係を学びながら子供たちの心の豊かさを育む教育手法の一つです。
コシイは幼稚園や保育園に出張授業を行い園児に対して木のおもちゃづくりや、木製品を使ったゲームを実施し、また先生や保護者に対しても木製品づくりを通じた啓発活動を行ってきました。

先生や保護者にも知ってもらうことで木育の効果が高まります。2020年はコロナ感染による多くの制約がある中で2つの園について実施しました。

2021年度は首都圏にて4つの保育園・幼稚園に対して木育を行いました。菜園づくりやドミノ倒しなどのワークショップに加えて、先生方を対象にした「多摩の森と木材の学習ツアー」を実施しました。
(木育についてご興味があるお客様など、担当部署「SD事業部 東京出張所(TEL : 047-395-6321)、E-mail : sd@koshiiwoods.com 」 までお気軽にお問合わせください)

幼稚園や保育園で子供向けの体験型の木育ワークショップを開催 未来の主役になる子供たちへ木材を利用したワークショップ

■保育園、幼稚園など「お客様の声」はこちらから
■「建設物価」2022年5月号にインタビューを掲載して頂きました。(外部リンク)

標準化と多能工化

個人に蓄積された経験や知識のことを暗黙知、それを見える化して他の人も使える状態にしたものを形式知と言います。チームの本当の強さとは暗黙知をどれだけ形式知におきかえているかによります。 標準化やマニュアルとは形式知への置き換えのことです。新しくチームに参加したメンバーはゼロから苦労するのではなく標準化された作業をマスターすることでチームに早く貢献することできます。

一人一人の力量のレベルが上がることで特定の人に常に頼るのではなく、チームによる課題解決能力が高まります。 さらに個人のレベルで標準化された作業をマスターしていくことで複数の仕事を最初から最後までできるようになることを多能工化と言います。 同じレベルの目線で議論ができ、課題解決のスピードが早まります。メンバーの誰かが病気や休暇でぬけた場合、急な注文が入ったとき、バックアップに入ることができます。 標準化と多能工化を通して個人の成長とチーム力の向上が達成できます。

コシイでは「天ぷら制度」という名前の評価制度があります。標準化された作業について一人で作業できトラブルにも対応できる人には「青丸」、 作業は一人でできるがトラブル解決には助力を必要とする人には「赤丸」、作業ができない人は無記入として、一つ一つの工程について誰が作業できるのか、誰が課題解決力があるのかが一目でわかります。 この天ぷら表に多くの人の名前がエントリーされ、青丸で埋まっていくことを多能工化の目標としています。

2020年度の主な実績は、標準88件・青丸27件・赤丸19件・多能工化17件でした。

個人のスキルアップを目指す製造業での多能工化取り組み例

勉強会

コシイには会社が目指す目標を明記した経営理念と、日々の判断の基準となる行動規範があります。 一つ一つの目標や規範を理解して行動に移すために毎週、部内で勉強会をやっています。テーマを一つ選択して自分の仕事や部門の課題を題材に議論し解決するアプローチを学びます。

その時、他人の意見を尊重する態度も学びます。また全社員を一同に集めて全社の動きや課題を共有する全社説明会を2か月に1度実施しています。2020年度は全社で累計301回の勉強会を実施しました。

勉強会を開催し仕事に関する技術や能力を備える

■経営理念や行動規範について : 理念・ビジョン「KOSHII WAY」
■勉強会について : 教育関連「Nenrin」

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都市と山をつなぐ持続可能な木材活用サイクル

コシイの取り組み
その全てが
集約される
それが私たちの
目指す
「地産外消」

人口の多い都心部での木材利用の促進。また付加価値の高い用途を開発することで、 価値の余剰分を山へ還元して、再植林につなげます。
そして持続可能な循環型の森林資源を次世代へつなげること、それがコシイが目指す「地産外消」です。

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